自重トレを極めよう!「目指すは腕立て伏せ連続1000回!懸垂50回以上!」
タイトルを見てビックリされたかともいらっしゃると思います。
今は肉体改造ブームで、雑誌ターザンなど割と一般的なトレーニングの知識や方法が広く知られてますよね。
腕立て伏せ1000回を目指すのは今のトレーニング業界の常識からひどく逸脱するものだからです。
私自身もかつて消防士という職業に従事し、学生時代は少林寺拳法に青春の全てを捧げておりました。
さらに加えて身長が161cmで小柄なため、人一倍努力が求められ、懸命に修行や肉体錬成に打ち込んできました。
身体を鍛える原動力はコンプレックスからの脱却
体を鍛えるようになったのも小柄な体格からコンプレックスを払拭したかったからです。
自分の才能や実力のなさに苦しみながら、さらに怪我や病に苦しまされました。
普通の努力をしていては、一流の世界に行くことはできない。
そこで私は努力の方法を模索し続け、一冊の本と出会いました。
まずはこの本のご紹介から
ロシアントレーニング養成法
この本には今もてはやされている科学的トレーニング法とは真逆の方法でトレーニングを推奨されておりました。
高回数トレーニングに加え、反動を使ってトレーニングをすることで、本物の体が手に入る。
競技やスポーツ・実践で使える体を手に入れるためには、10回持ち上げられる負荷で筋力トレーニングをするだけではいけない。
本当に必要なのはそれを支える全身のバランスや神経・骨格があってこそ。
それには懸垂でも連続50回以上はできるべき!しかもそれは筋力トレーニングではない。
筋力トレーニングではなく、本物の体力トレーニングであり、競技者であれば、日常生活レベルにそのトレーニングを落とし込むべき!
なので筋肉痛という概念はない。
筋力トレーニング ➡︎ 日常生活で必要な体力 へのパラダイムシフト。
これはなるほどな〜!と思いました。
筋力トレーニングは筋肥大や筋力そのものの強化を目指しております。
しかし、現場や競技などで使える肉体づくりとしての自重トレーニングを極めるということは、自分の肉体を完璧にコントロールすることです。
基本毎日高回数・反動トレーニングを行い、積極的休養を週に1度程度とる。
やわらちゃんで有名な柔道の田村選手やカールゴッチ選手も高回数トレーニングしてたことで有名ですよね。
レスリング選手はもちろん競技スポーツに取り組んでいる方や消防や自衛隊など体を使った仕事をされている方には是非オススメですのでご覧ください。
腕立て伏せ連続1000回の動画
私がピークでトレーニングをしていた時はいくら探しても見つかりませんでしたが、今はすごいものでネットで実際に腕立て伏せを連続1000回している動画が見つかりました!
腕立て伏せ連続1000回している動画です。すごすぎです。参考にしてください!!
腕立て伏せを連続1000回実施すると30分くらいかかるみたいです。
この方々のレベルまでいくとそんなに筋肉痛とかというれべるではなく、生活筋に落とし込まれているかと思われます。
ちなみになんですが、私自身は腕立て伏せ連続200回、懸垂は連続46が最高記録です。
腕立て伏せ連続1000回にはまだほど遠いです。
(1日で合計1000回はよくやってましたが・・・)
よかったらこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
懸垂連続80回の動画|サイヤマングレートさん
筋トレ系ユーチューバーのサイヤマングレートさんの懸垂動画です。
正直、本当にすごすぎます。
ここまでストイックに打ち込める方は日本でもこの人くらいしかいないのではないでしょうか?
正直、今回ご紹介したトレーニング方法は、ネットで検索などすると、そんな回数ばかりこなすトレーニングでは筋持久力はつくけど、成長しない。意味が無いトレーニングなどと評価されていたりします。
一般的には非常識とされているトレーニング方法といわれております。
個人的な体験と見解ですが、ウエイトトレーニングと高回数自重トレーニング両方実施してきました。
一番、見た目にも体が成長したのはロシアントレーニングの本を参考にトレーニングに励んでいた頃です。
自分の競技やスポーツ、また有事の際に馬鹿力を発揮できるのはより、自分がいざという時に力を出すことができるトレーニング方法を突き詰めていく必要があります。
目的地にたどり着くまでトレーニング方法や手段は人それぞれですが、このページに行き着いたのは、私と同じかそれに近い悩み、もしくは強い憧れから辿り着いていると思いますので、切磋琢磨して超人を目指しましょうね!!
ただし、限界への挑戦になりますので、怪我には十分注意してくださいませ。
ちなみに私が消防時代のときの話なんですが、筋トレマニアの先輩がいてその時のメニューが
- 腕立て伏せを連続50回行う
- 手幅を肩幅にして30回腕立て伏せを行う。
- すかさず手幅を狭めて腕立て伏せを20回行う。
そこでやっと休憩かと思いきや、腕立て伏せの姿勢で5分間待機!!
(それを先輩は休憩と呼んでおりました。)
そこからさらに広めの手幅で腕立て伏せを50回 ➡︎すかさず手幅を狭くして腕立て伏せを30回
すかさず手幅を狭めて腕立て伏せを20回行う。
てな感じでした。とてもきつかったですが、良い思い出です。
まとめ|自重トレを日常の生活レベルに落とし込め!
今回の内容を要約すると、
「腕立て伏せや懸垂などそれらのトレーニングを筋トレという概念ではとらえず、歩く、立つといった日常生活に必要な運動に落とすこむこと」
になります。
当然はじめは疲労もたまるし、筋トレ初心者であれば筋肉痛が激しいことでしょう。
いかにそれらを「日常レベル」に落とし込めるかが、職業としての基礎体力になってくれます。